シャープ 呉CEOが6月に社長就任 戴会長は退任

シャープ(本社:大阪府堺市)は5月11日、呉柏勲副会長(44)、最高経営責任者(CEO)が、6月23日付で社長に就任する人事を発表した。
前任のCEOで、同社の経営再建を主導した戴正呉会長(70)は6月23日付でシャープの取締役からも退任する。また、野村勝明社長(65)も同日付でシャープの取締役を退任する。戴氏と野村氏はシャープの子会社の経営トップなどに就き、グループの経営には関与を続ける。
シャープは新トップの呉社長の下で、海外の家電事業を拡大するなど新たな成長戦略に取り組む。