4月薄型テレビ国内出荷13.6%減 10カ月連続減少

電子情報技術産業協会(JEITA)は5月26日、4月の薄型テレビ国内出荷台数が前年同月比13.6%減の37万3,000台だったと発表した。減少は10カ月連続。新型コロナウイルス下の”巣ごもり”需要で好調だった前年同月の反動が長引いている。2021年4月の出荷台数は、4月単月で9年ぶりに40万台を上回るなど高水準だった。サイズ別にみると、すべてで2ケタの減少となっているが、出荷台数に占める割合が大きい50型以上が14.5%減の13万7,000台だった。40~49型では17.9%減の10万7,000台だった。