フィジーが「IPEF」に参加 14カ国に拡大 米中対立へ

米ホワイトハウスは5月26日、太平洋島嶼(しょ)国のフィジーが、米国主導の新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」に参加すると発表した。この結果、IPEFへの参加国は14カ国になる。
中国の王毅国務委員兼外相は同日、ソロモン諸島を訪れ、今後10日間かけて島嶼国を回る予定とされている。中国がこの地域で影響力を強めようとする中、米中のせめぎ合いが激しさを増すことになりそうだ。