日本のテレワーク導入企業 初の5割超 コロナで浸透

総務省の通信利用動向調査によると、2021年8月時点で51.9%の企業がテレワークを導入していたことが分かった。前年から4.4ポイント上昇し、導入率について調査を始めた1999年以来、初めて5割を超えた。従業員100人以上の約2,400社から有効回答を得た。
ただ、導入予定も含めた割合は57.4%と、前年より0.8ポイント低下しており、新型コロナウイルス対策として浸透してきただけに、コロナ感染状況の小康による、”ウィズコロナ”を迎えて頭打ち感もあるようだ。
業種別では情報通信業が前年比5ポイント上昇の97,7%、金融・保険業が同14.8ポイント常勝の82.4%に上った