円 20年ぶり安値 対ドルで一時133円台に下落

6月7日の外国為替市場で円相場が下落し、一時1ドル=133円台を付けた。133円台は2002年4月以来、20年2カ月ぶりの記録的な円安・ドル高水準。
世界的なインフレ傾向を背景に世界の中央銀行が金融引き締めを急ぐ一方、日銀は大規模な金融緩和を続ける姿勢を堅持している。このため、世界と日本の金融政策の方向性の違いが意識され、当面円安・ドル高の基調は変わらず、是正される局面は期待できそうにない。