丸紅とJパワー 豪QLD州でCCS実証事業に参画

丸紅(本社:東京都千代田区)と電源開発(Jパワー、本社:東京都中央区)は6月8日、オーストラリアで行われる二酸化炭素(CO2)回収・貯留(CCS)の実証事業に参画すると発表した。両社は、スイスの資源大手グレンコアがオーストラリア・クイーンズランド(QLD)州で実施する同実証事業に、それぞれ1,000万豪ドル(約9億6,100万円)を出資することでグレンコアと合意している。
QLD州ダーリングダウンズのミルメラン石炭火力発電所から排出されるCO2を回収し、約100km離れた貯留地に輸送、地下約2kmに貯留する計画。2025年から貯留開始を予定。