国連造会で6月9日、安全保障理事会の非常任理事国のうち5カ国が改選され、日本、モザンビーク、エクアドル、マルタ、スイスの5カ国が選出された。日本は加盟国最多の12回めの当選となった。任期は2023年1月からの2年間。前回の2016年〜2017年以来5年ぶりとなる。
林芳正外相は今回の選出を受け「各国との緊密な意思疎通と丁寧な対話を通じ、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化を目指す」との談話を発表した。
安全保障理事会は、拒否権を持つ米英仏中ロの常任理事国5カ国と、毎年5カ国が改選となる非常任理事国10カ国で構成される。国連で唯一、加盟国への法的拘束力のある決議などの措置を実行できる。