スリランカ新首相 中国寄り外交の見直しを表明

経済危機に陥っているスリランカのウィクラマシンハ新首相は6月7日、議会で従来路線を修正する方針を表明した。日本との関係改善を図る考えを示したうえで、同国のラジャパクサ大統領、前首相(大統領の兄)らが進めてきた中国寄りの外交政策の見直しが必要だと述べた。同国にとって日本は、中国と並ぶ最大の債権国の一つ。