4月の機械受注2カ月連続のプラスに「持ち直しの動き」

内閣府が6月15日発表した4月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標とされる民需(船舶・電力除く)の受注額(季節調整値)は、前月比10.8%増と2カ月連続でプラスとなった。企業の収益改善で設備投資は回復しているとみられ、基調は「持ち直しの動き」と判断される。だが、ウクライナ情勢の長期化および供給網の混乱が続き、懸念がくすぶったままだ。