「5年間で2%成長」合意 G20財相会議 成長目標明記
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が2月22~23日、オーストラリア・シドニーで開かれ、向こう5年間にわたり、G20参加国・地域で国内総生産(GDP)成長率を2%引き上げるとの目標を明記した共同声明を採択して閉幕した。各国・地域が掲げる経済改革を実行し。実質ベースでGDPを2兆米㌦(約205兆円)以上増やし、雇用を創出する方針だ。NNAが報じた。
G20は具体的数値目標を掲げることで、成長に向けた先進国の戦略強化と、新興国の経済構造改革を促すことが狙い。目標達成に向けた各国の具体策や役割などは、11月にブリスベーンでアボット首相が議長として開催するG20首脳会議で詰めるという。
G20は世界経済の75~85%を占めているといわれており、数値目標はG20以外の国・地域を縛るものではない。だが、目標が達成されれば世界経済の底上げにつながるとみられる。 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が2月22~23日、オーストラリア・シドニーで開かれ、向こう5年間にわたり、G20参加国・地域で国内総生産(GDP)成長率を2%引き上げるとの目標を明記した共同声明を採択して閉幕した。各国・地域が掲げる経済改革を実行し。実質ベースでGDPを2兆米㌦(約205兆円)以上増やし、雇用を創出する方針だ。NNAが報じた。
G20は具体的数値目標を掲げることで、成長に向けた先進国の戦略強化と、新興国の経済構造改革を促すことが狙い。目標達成に向けた各国の具体策や役割などは、11月にブリスベーンでアボット首相が議長として開催するG20首脳会議で詰めるという。
G20は世界経済の75~85%を占めているといわれており、数値目標はG20以外の国・地域を縛るものではない。だが、目標が達成されれば世界経済の底上げにつながるとみられる。