森永乳業 パキスタンの合弁会社を連結子会社化

森永乳業(本社:東京都港区)は7月14日、パキスタンで育児用粉ミルクを製造販売する合弁企業、ニュートリコ・モリナガへの出資比率を51%とし、連結子会社化すると発表した。同社は現在、ニュートリコ・モリナガに17.73%出資しているが、筆頭株主のICIパキスタンなど株式33.27%を取得する。取得価額は約77億円。
パキスタン市場は世界第5位の人口を擁しており、今後も人口増加が見込まれている。ニュートリコ・モリナガの経営権を取得することで、森永乳業ブランドが周知されている同市場で一段の飛躍を図る。