4月の総選挙 政党支持率で闘争民主党のリード続く

4月の総選挙 政党支持率で闘争民主党のリード続く
 インドネシアにおける4月の総選挙を控え、オーストラリアの調査会社が1月に実施した世論調査によると、人気のジャカルタ特別州のジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)知事を擁する闘争民主党(PDIP)のリードが続いている。調査は全国34州の3131人を対象に行ったもの。
 2013年11月、同12月、14年1月の推移をみると、PDIPの支持率は29%、26%、27%で首位をキープ。2位のゴルカル党の21%、20%、20%との6~8ポイント差を保っている。ちなみに3位はグリンドラ党で12%、12%、14%、与党第1党の民主党は4位で14%、14%、11%と不振で、前2回の3位から4位に順位を落としている。
 大統領候補の支持率は、ジョコウィ知事が41%、38%、39%と安定、2位のグリンドラ党のプラボウォ・スビアント党首を23~26ポイント引き離し、頭抜けた強さをみせている。