カンボジア・シアヌークビル港拡張に413億円の円借款

日本政府はカンボジア・シアヌークビル港(PAS)新コンテナターミナルの第1期設備拡張計画に対し、最大413億」8,800万円の円借款を供与する。首都プノンペンで8月6日、林芳正外相とカンボジアのプラック・ソコン副首相兼外相が円借款に関する交換公文に署名した。金利0.75%、償還期間30年(10年の据置期間含む)。
PASの設備拡張工事は、コンテナターミナルビルの拡張や荷役設備の調達など3期に分けて実施される。第1期工事はコンテナターミナルを長さ350m以上、水深14.5mに拡張する計画。2025年の完工目指し、2022年後半に始動する予定。