アジア 日本の水際対策”緩和”歓迎 さらなる緩和を

インバウンド復活を見据え9月7日、日本政府は新型コロナウイルスの水際対策を緩和、1日あたりの入国者の上限をこれまでの2万人から5万人に引き上げた。入国者には3回のワクチン接種なら陰性証明を免除し、添乗員なしのツアー観光客の入国も認めた。これらの措置を台湾、韓国、タイ、ベトナムなどアジア諸国は歓迎するが、まだ一様に不十分だとの声が多い。ビザ(査証)の免除の停止が解かれていないこと、個人観光旅行客の入国が認められていないことに落胆の声が聞かれる。旅行代理店でも、これらが解禁されない限り、外国人観光客の本格的な回復は望めないと明言する。