日本とアジアのミスキャンパスサミット、被災地訪問も
日本国内とアジアの各大学で開かれているミスコンテストで、ミスや準ミスに選ばれた女子学生らが2月25日、埼玉県さいたま市北区の大宮盆栽美術館を訪れ、「ミスキャンパスカンファレンス」が行われた。このカンファレンスは、アジアの学生たちによる継続的な友好親善を目指し、2011年度から毎年日本で開催されている。「ミスキャンパスサミット」の主要行事。3回目となった本年度のサミットは2月20~26日まで開催され、この日はミス、準ミスキャンパスの4人や学生を含むスタッフなどが参加した。埼玉新聞が報じた。
ミスキャンパスは館内に展示されている盆栽の名品などを観賞。日本の伝統芸術に接したベトナム外交学院出身のバン・アン・グエンさん(23)は「日本人の感性を表現した素晴らしい文化。保存し、さらに海外へ発信していってほしい」と期待の弁。サミットでは東日本大震災で津波の被害に遭った岩手県陸前高田市なども訪問した。インドネシアのペリタハラパン大学2年生のネリッサ・パメラさん(19)は、04年12月に祖国を襲ったスマトラ沖地震とインド洋大津波に東日本大震災を重ね合わせ、「日本とインドネシアは、互いに津波の情報を共有していくことが大切」と話した。