日本政府は、アフガニスタンの「コールドチェーン機材整備を通じた保健システム強化計画(UNICEF連携)」に7億4,900万円を無償資金協力する。これはアフガニスタン全土で新型コロナウイルスワクチンの保冷・運搬用資機材および接種拠点における補完設備等の整備を行うもの。
同国では現在、ワクチンの運搬に保冷設備を持たない車両を使用しているなど、ワクチンの品質管理体制が不十分なほか、接種拠点へのアクセスに中央と地方の地域間格差やジェンダー間格差も発生している。この結果、同国の新型コロナウイルスワクチンの1回接種率は、全人口のわずか18%にとどまっている。