新日鉄住金がバンドン工科大とジョイントセミナー
新日鉄住金は3月5日、インドネシアでの鋼構造の普及に向けてバンドン工科大(ITB)とジョイントセミナーを1月28日に開いたことを明らかにした。このセミナーには、ITBの教授陣・研究者・学生・OBを含め約200名が参加し、日本と同様に注目を集めている最新の防災・減災技術について活発に意見交換が行われた。
インドネシアでは港湾、鉄道、建築などのインフラ整備が急速に進められているが、新日鉄住金では日本で長年培ってきた技術の有効活用を通じて、その発展に寄与できる方法について、バンドン工科大と対話を進めてきた。その過程で、インドネシアと同様に地震国である日本の鋼構造の技術を導入するための連携について協議、その具体的取り組みの一つがこのジョイントセミナーだった。