日揮 マレーシアでLNGプラント能力再生事業を受注
日揮(横浜市西区)は3月5日、グループ会社のJGCマレーシアおよびマレーシアシナリッツとコンソーシアムを組み、マレーシアLNGデュアが同国サラワク州ビントゥルで進めるLNGプラント能力再生プロジェクトの受注が内定したと発表した。
同事業では、世界最大級のLNG生産基地であるペトロナスのビントゥルLNGコンプレックスの全8系列のうち第4~6系列の能力再生を図る。昨年実施された入札を経て、日揮が主導のコンソーシアムが第4系列の能力再生に向けた設計、調達機器、建設工事、試運転の一括事業(EPCC)、第5~6系列の設計および一部機器調達を受注した。
事業発注者はマレーシアLNGデュア。同社にはペトロナスが60%、シェルが15%、三菱商事が15%、サラワク州政府が10%出資している。受注金額は非公表。納期は2019年1月。