マハティール氏 政界引退へ 通算24年首相務める

マレーシア連邦議会下院選(定数222)が11月19日、投開票が行われ、復帰を目指していた97歳のマハティール元首相が落選した。野党・希望連盟などとの共闘に失敗したうえ、若年層への支持が広がらなかったことが敗因。
選挙前、敗れれば即、引退を公言していたマハティール氏。通算で約24年間首相を務め、強いリーダーシップのもと国内外に強い影響力を発揮した稀代の大物政治家は、その政治生命に終止符が打たれることになりそうだ