スピードアップが中国の委託先から国内生産へ移管
インドネシアの情報機器メーカーのスピードアップ・テクノロジーは、コスト競争力をを高めるため、情報端末などの生産について、中国の委託先から国内へ生産を移管する計画だ。将来的には日本メーカーなどから生産を委託する意向を示している。
当面は中国で生産する基幹部品を輸入し、インドネシアでタッチパネルなどを調達する意向だ。現状では電子産業の集積地、中国での生産が最も効率的だが、台湾の鴻海精密工業のインドネシア進出により、今後国内における同産業の裾野が広がると見込み、今回国内への生産移管を決めた。