消息絶ったマレーシア航空機の捜索範囲を大幅拡大
3月8日未明、乗客乗員239人を乗せ消息を絶ったマレーシア航空機370便の捜索は、船舶40隻と航空機30機以上を動員して進められているが、手掛かりはいぜんとして見つかっていない。焦燥感が募る中、マレーシア政府は11日から捜索範囲を拡大し、マレー半島の陸地なども対象に加えることなどを明らかにした。
これまではレーダーから機影が消えた地点から半径50カイリ(約92㌔)を捜索範囲としていたが、この半径を2倍の100カイリ(約185㌔)へ拡大する。これによりマレー半島の陸地とその西岸沖、さらにはインドネシア西部のスマトラ島北部が網羅されるという。