2月末の外貨準備高は2%増で8カ月ぶり高水準

2月末の外貨準備高は2%増で8カ月ぶり高水準
 インドネシア中央銀行がこのほど発表した2月末の外貨準備高は、前月比約2%増の1027億㌦で8カ月ぶりの高水準となった。インドネシアは昨年、長期にわたるルピア下落を防ぐため、中銀が断続的にドル売り、ルピア買いの介入を実施した。その結果、外貨準備高は一時、926億㌦まで減少した。同中銀は日本をはじめ各国と資金を融通する通貨スワップ協定を拡充しており、3月6日にも韓国の中央銀行とも100億㌦規模の通貨スワップ協定を締結している。