外食時に「ハラルを意識する」9割 20~40代女性調査

外食時に「ハラルを意識する」9割 20~40代女性調査
 インドネシア・ジャカルタ周辺に住む20~40代のイスラム教徒の女性100人を対象に実施したコンサルティング会社JQ(東京都目黒区)の調査によると、飲食店や宿泊施設で食事をする際、宗教の戒律に従っていることを示す「ハラル」を意識する割合が9割に上ることが明らかになった。現地では「常に意識する」が94%、海外でも90%に達し、入店する店舗を選択する際の判断基準に大きく影響している。
 入店の際に「ハラル認証を受けている」を条件に挙げた人は38%、ハラルへの対応が進んでいない海外では半分の19%だった。一方で「豚やアルコールが料理や材料に使われていない」を条件とする割合は22~31%で国内外での差は大きくなかった。NNAが報じた。インドネシアからの観光客誘致したい業界にとっては、きちんとインプットしておかなければいけないポイントだ。