インドネシアなどで販売増 マンダム6期ぶり最高益
マンダムの2014年3月期は、連結営業利益が前期比18%増の70億円と6期ぶりに過去最高を更新する見通しだ。インドネシアなど東南アジア市場を中心に化粧品販売が伸びているほか、円安の進行も利益を押し上げる。15年3月期も国内外で販売好調が続く見通しで、増収増益の可能性が高い。
14年3月期の連結売上高は前期比16%増の700億円と4期連続で増加する見込み。収益を引っ張るのはアジアでの化粧品需要拡大。海外売上高比率は年々上昇し、約4割となる見通し。とくにインドネシアではヘアスタイルに関心の高い10~20歳代の人口が増えていることもあって、男性向け整髪料の販売が伸びている。現地通貨建て売上高は約1割増加した。円安・ルピア高が進んだことも、業績拡大に貢献する。日本経済新聞が報じた。