米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは8月24日、米政府の分析としてロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏が登場していたとみられる小型機が、暗殺計画の一環で墜落したと報じた。また、米国防総省のライダー報道官は同日の記者会見で「暗殺」との表現こそ差し控えたが、「初期の段階の分析として、プリゴジン氏は殺害された可能性が高い」と語った。
ロシア国内では、同氏の”反乱”(6月23〜24日の武装蜂起)以降の一連の様々な行動から、”お咎めなし”はあり得ず、いずれプーチン大統領による何らかの”措置”がくだされるとの見方が支配的だったため、驚きの声は極めて少ない。