ホンダ二輪車 インドネシア全車種にFⅠエンジン搭載

ホンダ二輪車 インドネシア全車種にFⅠエンジン搭載
 ホンダはインドネシアで販売する二輪車の全15モデルに、燃費性能に優れ、環境に優しい電子制御による燃料噴射装置(フューエルインジェクション=FⅠ)付きエンジン搭載した。現地の子会社アストラ・ホンダ・モーター(AHM)は2011年11月、将来的にインドネシアで生産する全モデルのFⅠ化を宣言。2年4カ月で達成した。NNAが報じた。
 AHMはこのほど、主力の「ヴァリオ」(排気量110cc)とモペッドタイプ「ブレード」(同125cc)をフルモデルチェンジ。キャブレーター付きエンジン搭載車の生産を終了した。インドネシアの二輪車メーカーが生産・販売する全モデルをFⅠ化するのは初めて。
 ホンダは05年にインドネシアでのFⅠ車第1号となるモペッドタイプ「スープラX」(同125cc)を投入。14年2月末までにFⅠ車を累計564万8700台販売した。FⅠ車市場でのシェアは55%。14年1~2月の販売台数は66万6072台で、シェアは67%だった。