インドネシアの成長率6.0%を据え置く IMFが見通し

 国際通貨基金(IMF)はこのほど、最新の世界経済見通しを発表し、インドネシアの今年の経済成長率を6.0%、来年は6.3%と予測した。8月末に下方修正した数値を据え置いた。また、IMFはインドネシアのインフレ率は低く抑えられており、ローンの増加とともに不動産価格の上昇がみられると指摘。輸出は、世界経済の減速を受け、タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナムなど近隣諸国と同様、減少しているとしている。