ジャカルタの貧困者3.72%増の37万人 HDIは上昇
インドネシアのジャカルタ特別州が4月21日発表した2013年の労働者報告書によると、同州の貧困者数は前年比3.72%増の37万5700人になった。ジョコ・ウィドド知事は「貧困者数は増加したが人間開発指数(HDI)は前年の78%から78.33%に上昇した。これは全国平均より高い数値だ」と強調。保健や教育など公共サービスへのアクセス、収入増などが反映されていると説明している。同知事は12の就任直後から低所得者向け無料医療制度「ジャカルタ保健カード(KJS)」や教育支援政策の教育カード(KJP)を発行し、貧困層の社会福祉向上に力を入れてきた。地元メディアが報じた。