コメ2月卸値73%上昇 2万6,485円で最高値更新 農水省 

農林水産省は3月19日、2月の2024年度産米の相対取引価格が全銘柄平均で玄米60kgあたり2万6,485円だったと発表した。前年同月比73%上昇し、調査を始めた2006年度以降の最高を6カ月連続で更新した。1月と比べても558円(2%)高となった。相対取引価格は、全国農業協同組合連合会(JA全農)などの集荷団体と卸売業者との間で取引される価格。
一方、農水省が同日発表した2025年産米の都道府県ごとの1月末時点の作付け意向によると、19道県が増産の意向を示している。コメ価格の高騰を背景に生産意欲が高まっており、前年の5道県から大幅に増えた。