中銀が14年GDP成長率を5.1~5.5%へ下方修正

中銀が14年GDP成長率を5.1~5.5%へ下方修正

 インドネシア中央銀行はこのほど、鮮明になってきた輸出の減速から2014年の実質国内総生産(GDP)成長率の目標値を0.4%下方修正し、5.1~5.5%と発表した。ペリー・ワルジョ副総裁はこの理由について、中国需要の減少、デフレ傾向による輸出品目の価格下落、1月から施行された未精錬鉱石の禁輸などを挙げた。中銀は年初に示した成長率5.9~6.2%を3月に下方修正しており、今回は2度目の修正となる。地元メディアなどが報じた。