女性の社会進出度はアジア太平洋14カ国・地域中10位
米マスターカードが行った調査結果によると、アジア太平洋地域の女性の社会進出度指数で、インドネシアは14カ国・地域中10位だった。指数は男性100人当たりの女性の比率を「雇用(労働参加、正規雇用機会)」「教育(中等教育、高等教育)」「リーダーシップ(事業所有、民間企業管理職、政府機関管理職)」の3分野7項目を調べて割り出した。100を上回れば女性優位、下回れば男性優位となる。
インドネシアの総合指数は56.5。最も低かったのはリーダーシップの26.4(10位)で、事業所有が29.8(8位)、企業管理職が27.2(9位)、政府機関管理職が22.8(8位)だった。雇用は74.4(13位)。労働参加が61.1(12位)、正規雇用機会が90.6(11位)となった。最も高い教育も91.7(12位)にとどまり、中等教育が97,7(12位)、高等教育が86.1(12位)といずれも男性を下回った。
日本は、雇用が8位の83.1、教育が11位の94.5、指導的地位が最下位の14.2となった。