ホテル開業に沸くインドネシア 各地で新設ラッシュ
ジャカルタ・ポストによると、インドネシアは今年、各地でホテルの新設ラッシュに沸きそうだ。
国内ホテルチェーン大手のアーキペラゴ・インターナショナル(旧アストン・インターナショナル)は、西ジャワ州やジャカルタ、南スラウェシ州などで年内に40軒の新設を計画している。観光やビジネスの中心地に展開する予定で、うち半分は二つ星級とする計画だ。
このほか、アーキペラゴは2月初旬に低価格帯のフェイブホテル第1号を東カリマンタン州で開業しており、4月にバリ島で同社初の四つ星となるアラナホテルを開業する予定。これらにより、同社保有のホテルは今年末までにインドネシア全土で97軒になる見込みだという。
また、インドネシアに狙いを定めている世界最大級のホテルチェーンがある。ベストウェスタンプラスなどのブランドで中・高価格帯ホテルを運営するベストウェスタンインターナショナル(米アリゾナ州)だ。同社は今年、インドネシアで最大15軒の開業を予定している。ジャカルタを主力地域に位置付け、インドネシアでの総客室数を893室から今年末までにおよそ3倍となる2628室に増やす方針だという。