「絆」人文字で連帯 インドネシアで「3.11」追悼式典
東日本大震災から2年の3月11日、世界各地で犠牲者を追悼する式典や催しが行われた。2004年のスマトラ沖地震・津波の被災地、インドネシア・アチェ州の州都バンダ・アチェ近郊の中学校校庭では、ジルバブ(スカーフ)を被った制服姿の女子生徒約30人による、直径約10㍍の真っ赤な漢字の「絆」の人文字が披露され、東日本大震災・被災地への連帯をアピールした。傍らには日本とインドネシアの国旗が並べて掲げられた。
式典には州政府や地元漁協の関係者、中高生ら計約600人が参加。日本からは、在メダン日本総領事館の浜田雄二総領事が出席した。生徒らはこの日のために練習した日本語の歌を合唱した。