突出するミャンマー・ヤンゴンの事務所賃料
日本貿易振興機構(ジェトロ)がまとめたアジア投資比較調査(2013年12月~14年1月)によると、ミャンマーのヤンゴン市の事務所賃料が東南アジアで突出して高いことが分かった。
ヤンゴン市の1平方㍍当たりの事務所賃料は月90㌦(約9200円)。前年比で5%下がったが、東南アジアで最も高い。2年前に比べて4倍に高騰している。これはシンガポールより36%高で、インドネシアのジャカルタの2倍、ベトナムのホーチミンとは3倍もの差がある。
外資系企業が低賃金を目当てに、こぞって成長期待の高いミャンマーへの進出を狙う一方で、絶対的にオフィスの供給が不足しているからだ。