韓国で辞意の現首相が留任 相次ぐ後任候補辞退で

韓国で辞意の現首相が留任 相次ぐ後任候補辞退で

 韓国大統領府は6月26日、旅客船の沈没事故の責任を取り辞任を表明していた鄭首相を留任させると発表した。大法院(最高裁)の元判事、安大煕(アン・デヒ)氏、中央日報の元主筆、文昌克(ムン・チャングク)氏と、後任候補に指名された人物が2人続けて指名辞退に追い込まれていた。

 7月の国会議員の再・補選を控えて、後任の決定に時間が限られる中、現職の留任で人事を巡る混乱の早期の幕引きを図る。地元メディアなどが報じた。