台湾房屋が日本進出 東京に支社・店舗を開設
台湾の不動産仲介大手の房屋地産集団は日本支社を設立し、6月24日に東京都内に店舗を開業したと発表した。日本の不動産に対する台湾人の投資意欲の高まりに合わせ業務を拡大する。同社の海外拠点は米国、マレーシア、カナダに次いで4カ所目。
台湾房屋は東京都港区新橋に1店目を構えた。当面、港区など都心部の物件を中心に扱う方針。同社の首席総経理は「日本の不動産のリターンは平均4~5%で、台湾に比べ高い。良好な日・台関係や観光客増などを考えれば、日本に支社を設立するのは自然な流れ」としている。
初年度の目標は販売戸数を500戸、販売額を50億台湾元(約170億円)とした。今後1年間以内に大阪に2店目を開設する意向を明らかにしている。NNAが報じた。