日産 タイ新工場稼働「世界への輸出拠点に」

日産 タイ新工場稼働「世界への輸出拠点に」

 日産自動車は7月3日、タイで2番目となる新工場が稼働したと発表した。1㌧ピックアップトラック「NP300ナバラ」のハブ工場で、東南アジアの周辺国やオーストラリアなど世界45カ国への輸出拠点と位置付けている。

 新工場はバンコク郊外のサムトプラカーン県の第1工場に隣接し、1日から稼働。総投資額は37億タイバーツ(約115億円)で、敷地面積は58万平方㍍。生産能力は年間7万5000台で、フル稼働時には2倍の15万台となる。同工場の稼働により2000名の雇用が創出される予定。また、同国における生産能力は、第1工場と合わせ、フル稼働時点で年間37万台となる。