5月の貿易収支は前月から一転、6900万㌦の黒字に

5月の貿易収支は前月から一転、6900万㌦の黒字に

 インドネシア中央統計局が発表した統計値によると、同国の5月の貿易収支は4月の19億6000万㌦の赤字から一転、6900万㌦の黒字に改善した。輸出額は148億2530万㌦で前月比約5億㌦増、一方、輸入額は147億5540億㌦で同約15億㌦減となり、輸入の減少がその要因だった。

 ただ、今後の貿易収支については、大統領選の結果とレバラン(断食明け大祭)が終わるまで予測は困難視されている。また、5月の貿易収支の黒字化を受けて、ハイルル経済調整相は「ルピア高への好材料」と好感している。