サンショー 台湾化粧品大手の冠品と開発・販売提携
お茶の水女子大学院のベンチャー、SANSHO(サンショー、東京都中央区)が、機能性成分「環状ホスファチジン酸(cPA)」を配合したクリーム製品の開発・販売で、台湾の化粧品大手の冠品生物科技と提携したことが分かった。cPAの海外での実用化は初めてで、同クリーム製品はすでにインターネットなどで販売されている。
cPAはお茶の水女子大学理学部の室伏きみ子教授が世界で初めて発見し、特許を取得済みで、大量合成法が確立されている。保湿効果のあるヒアルロン酸の体内での生成を高める効果があり、米国化粧品工業会の化粧品原料国際命名法(INCI)にも登録されている。NNAが報じた。