三菱化学 タイの樹脂事業会社名変更し、工場拡張へ
三菱化学は7月9日、機能性樹脂事業のタイ拠点、サンプレーン(タイランド)社を、三菱化学パフォーマンスポリマーズ(タイランド)社に変更すると発表した。また、バンコク近郊で機能性樹脂を製造するアマタナコン工場を拡張、熱可塑性エラストマーの新規製造設備を導入。2015年7~9月期の稼働を目指すことも明らかにした。
同社はこれまで、塩ビコンパウンドの商標である「サンプレーン」を社名として使用し、主に自動車の内外装品や電線被覆などの樹脂コンパウンドを製造・販売してきた。今回、社名に三菱化学を冠することで、同国におけるブランドイメージの向上および、同社機能性樹脂事業の拠点であることを明示する。