アウトソーシング社が教育の国際認証「ISO29990」取得
製造業向け人材サービス大手のアウトソーシングは、インドネシアで質の高い教育事業を本格的に展開することになった。現地法人のOSサービス・インドネシアが西ジャワ州バンドンで運営する日本語学校「ジャパニーズ・ランゲージ&マネジメント・センター(JLMC)」が2月28日付で、非公式教育訓練分野の学習サービスを対象とした国際認証規格「ISO29990」を取得した。これに伴いバンドン校の生徒数を、現在の130人余から12月には250人まで約2倍に拡大する計画だ。また、年内をメドに新たな教育機関の設置も検討している。
認証を受けた分野は日本語教育。今後はサービスの質の高さを”売り”に教育事業を伸ばす。日系企業を対象に日本の文化や働き方なども合わせた研修パッケージも受託していく方針。ISO29990は、日本では学習塾の大手などが認証を受けているが、インドネシア企業の取得は初めて。