ジョコウィ知事 MRT社長を事実上解任へ
ジャカルタ特別州のジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)知事は3月18日、先月19日で任期を終えた州営ジャカルタMRT社のトリブディ・ラハルジョ社長の任期を延長せず、近く後任を決めると明らかにした。同社の株主総会が後任候補を選定し、知事に推薦する予定。
MRT社長を事実上解任としたことについて、同知事は「大事業であるMRT(大量高速交通システム)は目に見える形で進展しなかった」と説明。MRTは何年も頓挫したままで、事業の遅延による損害も生じると述べ、幹部を刷新し事業計画を進展させる方針を示した。MRTは、日本の円借款が8割強を占める首都圏のインフラ整備の主要事業の一つ。