東南アの成長4.7%に下方修正 アジア開発銀行
アジア開発銀行(ADB)は7月18日、4月に公表された2014年の「アジア経済見通し」改訂版を公表した。東南アジアの国内総生産(GDP)成長率は5.0%から4.7%に下方修正した。
先進国を除いた45の国・地域を対象としたアジア全体の国内総生産(GDP)成長率は変わらず6.2%と予想。パキスタンなど南アジアの好況が牽引した。インドネシアについては一般消費財価格の低迷や新鉱業法による未精錬鉱物の輸出禁止が経済成長を鈍化させたと指摘している。
先進国のGDP成長率は1.9%から1.5%へ下方修正した。また、米国経済の鈍化を日本経済の回復が支えたと記述している。