住友商事インドネシアで地熱発電事業180億円で受注
住友商事は8月13日、インドネシアから10件目の地熱発電事業を受注したと発表した。国営石油ガス会社プルタミナの子会社、プルタミナ・ジオサーマル・エネルギーから一括請負工事を受注した。国営エンジニアリング大手レカサヤ・インダストリと共同で、スマトラ島ランプン州ウルブル地区で地熱発電所を建設する。発電容量は11万㌔㍗と同国の地熱発電所としては最大規模だ。発電容量5万5000㌔㍗の設備を2基導入する。受注額は180億円。8月中に本格着工し、2016年7月から順次稼働する。
住友商事は同国の地熱発電所のうち、発電容量ベースで半分の設備建設に関わっている。これらの建設実績やノウハウを蓄積し、豊富な地熱エネルギーを保有するインドネシアでさらなる受注獲得につなげる。