インドネシアへの1~6月の直接投資 過去最高
インドネシア投資調整庁によると、同国への4~6月期の直接投資(FDI)実施額は、前年同期比16.9%増の76兆ルピア(約6864億円)だった。この結果、1~6月では116兆2000億ルピアとなり、過去最高を更新した。
同庁では、未加工鉱石の輸出を禁じた新鉱業法が、直接投資増を促したと分析している。ジャカルタ・ポストなどが報じた。
ただ、海外の大勢の見方は異なっている。同国の新鉱業法については、世界銀行が経済への貢献よりも“害”の方が大きいとコメントしているほか、日本や米国企業もこの新鉱業法を巡って対立し、提訴するに至っている。