海外拠点設置の可能性探る 島根県がインドネシア視察

海外拠点設置の可能性探る 島根県がインドネシア視察
  島根県の担当者らで構成する視察団が3月20日から3日間の日程でインドネシアを訪れた。地元製造業の海外進出をサポートできるよう、東南アジアで情報収集にあたる拠点設置の可能性を探るのが目的。2013年度予算に調査チーム発足のための関連経費を盛り込み、設置の可否や設置する場合の場所、運営形態などについて4月から本格的な検討に入るという。
 21日は日本貿易振興機構(ジェトロ)ジャカルタ事務所などで日系企業の動向などについて情報収集したほか、クレーンメーカー、産機の現地法人を訪ね、進出後の経営状態や課題などを調べた。22日はすでに中央ジャカルタに拠点を設けている岡山県の「県サポートデスク」などを訪問した。同視察団は、インドネシアを訪れる前の3日間は、候補地の一つに挙げているタイの経済情勢も視察している。