国内最大の貿易港カリバル港が着工 14年運営開始
北ジャカルタで3月22日、2014年の運営開始を目指す国内最大の貿易港カリバル港の建設が始まった。総工費は22兆6600億ルピアで、3工期に分かれる。取扱能力は年間1300万TEU(20フィート標準コンテナ換算)で、500万TEUのタンジュン・プリオク港を上回り最大の貿易港になる。
同国内では製造業中心に事業が拡大、貨物取り扱いが急増し、タンジュン・プリオク港では11年に処理能力を超えた。そのため、船の混雑による滞船の長期化が深刻で、貨物処理能力の増強が急務となっていた。