カゴメ 三井物産などとマレーシアで合弁事業
カゴメは三井物産、現地企業と共同出資により、マレーシアでイスラム教の戒律に沿った「ハラル認証」のトマトソースなど業務用調味料の製造・販売事業に参入する。東南アジアで拡大する欧米系外食チェーン店に売り込むとともに、周辺のイスラム圏諸国にも輸出する。
マレーシアの調味料会社「ロンソン・フード・プロダクツ」と組み、同社の持つハラル対応のノウハウを生かす。10月に設立する新会社は「カゴメロンソン」で、資本金は約6400万円。出資比率はロンソンが35%、カゴメと三井物産の共同出資会社が65%。共同出資会社はカゴメが66.7%、三井物産が33.3%。