東芝 10月にインドネシアにマーケティング会社設立
東芝はジャカルタの駐在員事務所を格上げし、10月にインドネシア全体を手掛けるマーケティング会社「東芝アジア・パシフィック・インドネシア」を設立する。東芝グループの出資比率は95%。シンガポールの東芝アジア・パシフィックが統括する各国のマーケティング会社はタイ、マレーシア、ベトナム、フィリピンと合わせ5社目。シンガポールの東芝アジア・パシフィックが持つ権限と役割を各国に委譲して現地化を推進し、販促活動を強化する戦略の一環。
家電事業、社会インフラ事業などへの投資を続け、東南アジア諸国連合(ASEAN)の売上高を、2020年度に現行から2倍の7000億円に引き上げる目標の達成を目指す。同社の田中久雄社長が9月24日、ジャカルタで記者会見し明らかにした。