経産省が職員2人派遣 インド政府の投資誘致窓口に

経産省が職員2人派遣 インド政府の投資誘致窓口に

インド政府は、日本からの投資誘致や日系企業の支援に特化したモディ首相直属の特別組織を10月初旬につくる。日印両政府が参加し、日本は経済産業省から2人を派遣する。日本の省庁職員が他国の首相直属の組織に加わるのは異例。日本とインドの経済連携が一段と緊密になりそうだ。日本経済新聞が報じた。

首相府傘下に新設する「日本特命チーム」は日本側が経産省から2人、インド側は商工省や外部専門家など計3~4人で構成する。メンバーはいずれも専任とする。9月初めに行われた日印首脳会談で、日本政府はインドに対して今後5年間で官民合わせて約3兆5000億円の投融資を行うと表明している。